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ヨーロッパ・ドイツでの日常生活からぽつりぽつり書きたいことを書いていきます。

ヨーロッパ、ついに国境を開き始める!

ドイツ内閣は今日6月3日に、今月15日からヨーロッパ諸国への渡航自粛勧告を撤廃することを決めました

また、ドイツ全土で観光目的での宿泊はすべて可能となります。

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ドイツ入国者および帰国者の隔離措置について

基本的にドイツは第三国からの入国者・帰国者に対し引き続き2週間の隔離措置を設け居ています。EU以外の第三国では例外的に、アイスランドリヒテンシュタインノルウェー、スイス、イギリス(北アイルランドを含む)からの入国者・帰国者に対しては隔離措置は適用されません。

ただし、新規の感染者が直近の7日間で10万人当たり50人に達したエリアからの場合は、隔離措置対象になるそうです。

それでは、ヨーロッパの他国の対応を見ていきましょう

ヨーロッパ各国の観光目的での国境再開について(主要国に関して)

ベルギー

現時点では6月8日まで観光目的でのベルギーへの入国は禁止されています。

ブルガリア

すでに5月22日から一定期間の隔離措置無しで観光目的で入国が可能です。

デンマーク

6月15日からドイツからの観光目的での入国が可能になります。むろん病気の症状がなく、宿泊先の予約証明を持っていることが条件となります。

フランス

6月16日より国境での取り締まりは無くなるようですが、それがイコール観光目的での旅行を認めるかどうかはまだわからないそうです。レストランやカフェは6月2日より再びオープンしています。

ギリシャ

6月15日より一部の国からアテネテッサロニキへの旅行のみ可能となります。その後29日からは国際線も活動再開予定です。7月1日からはエーゲ海の島々へのフライトが再開される予定です。

エーゲ航空をメインにマイル修行をしている我々にはうれしいニュースです。

イギリス

他国が規制緩和に進む中、イギリスは6月8日よりすべての入国者に対し14日間の隔離措置を実施するそうです(?)

アイルランド

現時点では特別の理由のない入国は認められていません。入国の際には国内の住所を期した書類の提出が求められます。また引き続き2週間の隔離措置が取られています。

イタリア

6月3日より国境と空港を再開したことに伴い、すべてのEU諸国からの入国が可能になり一時的隔離措置はなくなります。ただしビーチでは引き続きソーシャルディスタンスのルールが適用されるようです。

オランダ

オランダは入国禁止にはなっていませんが、不要不急の旅行は自粛するよう求められています。また一部のエリアでは観光目的での宿泊が禁じられています。6月1日よりレストランやカフェは再開されました。

ノルウェー

スカンジナビア諸国以外からの入国は7月20日以降を予定しているようです。

オーストリア

6月15日から隣国からの入国が認められます。

ポーランド

6月15日から隣国からの入国が認められます。

ポルトガル

基本的にドイツからの入国規制や一時的隔離措置はありません。

スウェーデン

基本的にはEU諸国からの入国を規制していないスウェーデン。欧州で唯一異なる政策をとっています。デンマークが国境を開いたことで隣国からの陸路での入国も可能になりました。

スイス

スイスは隣国(ドイツ、フランス、オーストリア)を6月15日に再開する予定です(イタリア入っていませんね)。7月6日からは他のシェンゲン条約国にも適用される予定です。

スペイン

スペインは7月1日より観光目的での入国を受け入れる予定です。

チェコ

6月15日より国境が再開される予定です(すでに5月26日から一部試験的に再開されていたようです)。

トルコ

トルコも6月15日より再び国境を再開する予定です。また国際線フライトも再開されます。それに伴い2週間の隔離措置は廃止されますが、代わりにコロナ検疫が入国者に対し行われます。

まとめ

規制緩和が進むドイツですが、町に出る人は増えてきましたが観光目的での移動にはまだまだ控えめな感じがします。ヨーロッパは今月、国境再開ラッシュとなるため、その判断がどう出るか心配なところです。

フランスは未だ控えめですが、イタリアやスペインは大々的に国境をオープンし、すでに夏のヴァカンス客を呼び込む準備も始まっているようです。

経済的な問題は確かに大きいので、仕方ないのかもしれませんが、これからは個人の判断で安全を確認していく必要に迫られるのでしょうね。