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ヨーロッパ・ドイツでの日常生活からぽつりぽつり書きたいことを書いていきます。

ドイツでもコロナワクチン接種の準備が始まりました

さて、ロシアに続き12月8日からはイギリスでもワクチンの接種が始まるとの報道が出ていますが、ドイツでも12月中旬以降の接種開始に向け、連邦、州、地方自治体の協力のもと急ピッチで準備が進んでいます。

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今回は、私たちが住んでいるエリアで知らされているローカル情報を中心にお知らせします。ドイツ内でも地域差などが出る可能性もありますので、お住いの地域の情報にご注意ください。

ヘッセン州でのワクチン接種

フランクフルトがあるヘッセン州では30か所でのワクチン接種が予定されていますが、一般病院等での接種は考えられておらず、ワクチン接種センターを設けて行う予定とのことです。

ワクチン接種センターの条件としては公共交通機関でのアクセス、十分な駐車スペースなどもありますが、何より十分な広さが確保された建物であり、電気、暖房施設、上水道などがきちんと整った施設である必要があるようです。

我々の地域で伝えられている情報

私たちが住むエリアでは、幸運にも上記条件を満たせる施設(企業が撤退した後の建物)があり、現在の予定では、1日に1000人への接種を行うことが可能とのことです。センターは休みなく週7日オープン、朝の7時から夜の22時まで対応してもらえるとのことです。現在12月11日をめどに活動ができるよう準備が始まるようです。

ただ、ワクチン接種センターでの接種は来年の秋ぐらいまで続く可能性があるようで、それだけの期間、上記の条件を満たす場所を確保するのはたやすいことではないようです。

また、そこで働く人々の募集も始まっています。ほぼ一年近い期間限定での仕事となりますが、専門性も求められており、ドイツ全土で一斉に接種センターで臨時勤務できる人を確保できるのかやや不安要旨は残ります。

ワクチン接種開始時期について

すでにファイザー製薬のワクチンに関しては欧州レベルで申請が行われておりEMA(欧州医薬品庁)による認可を待っている状態です。

12月中旬から後半に向けてワクチン接種が開始されるのではといわれていますが、明確な日程等は伝わってきていません。

ロックダウンの延長

先日お知らせした2度目のロックダウンの延長ですが、再延長が決まり、11月から始まった部分的ロックダウンが来年2021年1月10日まで延長されました。

最後に

ドイツ含む欧州では急ピッチでワクチン接種に向けた準備が始まっています。しかしクリスマスを目前に控えた現在、引き続き高水準で感染者数が推移しており、本来であれば、もっと厳しい規制(それこそ外出規制など)を取るべきとする専門家の話もあります。

現在欧州でとられている部分的ロックダウンでは一般商店(大型店舗も含む)に対しての営業規制は無いため、例年ほどではないにしても、クリスマスの買い物で町に人が集中することは避けられません。

ワクチン接種の開始が見えてきた今、改めて予防に注意して耐える時期なんでしょうね。