ひたすら楽しく食べて飲みましょう!

ヨーロッパ・ドイツでの日常生活からぽつりぽつり書きたいことを書いていきます。

ドイツにも春が迫ってきた!

さて、日本ではもうすっかり春の陽気のようですが、ここドイツでは、ここ数日冷え込みがぶり返し、朝夕は気温がマイナスになる地区もあります。

とは言え、冬に比べ晴天の日が多くなり、クロッカスの時期は過ぎ、アーモンドやレンギョウなどイースターのイメージが強い花が咲き始めています。

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また庭では、半ば野生化してしまったようなローズマリーが咲き出しています(今年こそ刈り込んで、花壇内に収めたい)。

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我が家ではイースター休暇はプロヴァンスというのがここ20年ぐらいの年間行事だったのですが、今年は早々に予約した宿からキャンセルの連絡が届きました。

毎年、春ごろだとサクランボの木々のサクラがちょうどいい季節なんです。

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ご存知のように欧州は現在、コロナウイルス蔓延のため、多くの国が国境閉鎖を行い、ドイツでも州によっては外出制限が発せられております(バイエルン州やザールランド集など)。

普段ならこの天気、多少気温が低くても皆そろって外へ出ていく季節にも関わらず、このような状況下、不安な日々が続いています。

毎週土曜日は、行政側が市民の行動を確認し、さらに制限を加えるべきか検討されるように設定されています。そのため日曜日に来週月曜日からの行動制限などが発表されます。

昨日はウチの近所でも市役所の車が住民に対し、”できるだけ外出を避け、他の人との接触を避けるよう”呼び掛けていました。”守れない場合は、さらなる規制(つまり外出規制)が加わります”とも言っていました。

私たちの住むヘッセン州では外出制限は出ていないものの家族以外で5人を超える集まりは避けるように指示が出ています。また飲食店はオープン可能ですが、夕方18時までの営業となっています。

基本的に散歩はOKという事なので、先ほどちょっと外に行ってみると、皆間隔を開けながらですが、かなりの人出となっていました。やっぱりこの天気で家にこもっているのは皆さんきついみたいですね。

今のところ、まだ当分はこの状態、またはさらに厳しい制限が加わりそうです。会社の方も引き続きイースター明け(4月13日)ごろまで自宅勤務のままの様子。ただ私自身は事務所のほうが明らかに効率がいい気がしています。

願わくば、イースター前にある程度、自由に動けるようになっているといいのですが。