ひたすら楽しく食べて飲みましょう!

ヨーロッパ・ドイツでの日常生活からぽつりぽつり書きたいことを書いていきます。

近年人気が上昇している蒸留所Aberlourの Double Cask 12年

さて今回飲んだウイスキーは、スコットランドスペイサイドアベラワー・ダブルカスク・12年(Aberlour Double Cask)。これもシングルモルトウイスキーです。

スペイサイド地方のほぼ中心にある蒸留所で、近年人気が上昇しているとか。

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今回はどんな世界を見せてくれるでしょうか?

オリジナルサイトでの紹介

アベラワーの蒸留したての原酒が持つ特徴である際立って新鮮な柑橘系の香りがダブルカスクマチュレーションによって、見事にまろやかになったことを示す好例の一本です。伝統的なバーボン樽とシェリー樽を効果的に使用することで、絶妙なバランスの芳醇なウイスキーが生み出されます。

:ルビーの色を合わせ持つ金色がかった琥珀

香り:柔らかく丸みを帯びた、赤リンゴのフルーティーなノート

味わい:上質なシェリー風味、リッチなチョコレートとバランスのとれたフルーティーな香り

余韻暖かな長い余韻、甘さとスパイシーさが後を引く

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ドイツのネット専門ショップでの紹介

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香りまろやかでリンゴが香るフルーティー

味わい:フルーティー、カラメルとジンジャーをともなうチョコレートを感じさせる味わい

余韻スパイシーさがアクセントになった暖かく長い余韻

バレルタイプバーボン樽とシェリー樽

このウイスキーは伝統的なオーク樽ならびにシェリー樽でそれぞれ熟成した原酒を、熟成後にヴァッティングしたものです。それにより、このウイスキーの特徴的なフルーティーさが生みだされています。

我々の感想

はやや赤っぽい琥珀でグラスへの纏わり付き具合からオイリーな口触りかと思う。香りは華やかな感じで、さわやかな酸味を感じるようなフルーティさがある。スモーキーさやピート臭は感じない。

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口に含むとオイリーでまとわりついてくるが、癖のある味ではない。甘味を感じるような穏やかな感触。トワイスアップでさらに飲んでいくと、印象が変わり、チョコレートのようなインパクトの後、ややナッツとスパイシーな味が顔を出す。

余韻は穏やかに消えていくが、僅かにスパイシーさが残る。口の中がさっぱりする感じで、さらに口に含みたくなる。

まとめ

スコットランドのスペイサイド地区、アベラワー村にあるこのアベラワー蒸留所は1879年にJames Fleming氏により設立されました。

今回飲んだ12年はアベラワーのダブルカスクシリーズのスタンダードな位置づけかと思います。ダブルカスク(2種類の異なる樽で熟成させたモルトをヴァッティング)という事で、味わいにバーボン樽とシェリー樽の個性が含まれており、加水することで異なる表情を見せてくれるように思います

是非、ストレートで試したのち、加水して改めて飲んでほしいウイスキーです!

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