ひたすら楽しく食べて飲みましょう!

ヨーロッパ・ドイツでの日常生活からぽつりぽつり書きたいことを書いていきます。

アラン島でウイスキーづくりを復活させたアラン(Arran)蒸留所のシングルモルト10年

かつては大小の蒸留所がひしめいていたというアラン島から最後の蒸留所が姿を消して約160年後の1995年、再びこの島に蒸留所が誕生しました。

シーバスリーガルのマネージングディレクターを務めたこともある故ハロルド・カリー氏が「いずれは自分の蒸留所を持ちたい」という夢を実現させたのがここ、アラン蒸留所でした。

ひたすらシングルモルトにこだわる蒸留所。創業から25年と、老舗が数多あるコットランドの蒸留所の中では歴史が浅いものの、その実力は折り紙付きといわれているようです。その中からスタンダートとなるシングルモルト10年が今回のウイスキーです。

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さて、今回はどんな世界を見せてくれるでしょうか?

オリジナルサイトでの紹介

私たちのクラシックなアラン・シングルモルト10年は、私たちが故郷と呼ぶ美しい島独特の味を備えており、スコットランドが誇る最高のシングルモルトウイスキーの1つです。

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受賞歴のある当社のウイスキーは、過去20年の決定版ウイスキー20選の1つに選ばれる(Malt Adovocate 20周年記念号 2011年版)など、長年にわたって多くの評価を得てきています。シングルモルトウイスキー愛飲家が常備しているボトルの「マストアイテム」であることに間違いありません。

香り:甘美な柑橘類

味わい:最初はリッチなバニラの甘さが感じられ、その後シナモンのタッチが加わることで、ソフトで甘いテクスチャーにスパイシーなエッジが加わっています。 典型的なアランの柑橘系ノートは、熟成とともに丸みを帯び、甘いオークを背景に新たな個性の深みを見せています。

余韻:甘さ、リンゴ、シトラス、シナモン

ドイツのネット専門ショップでの紹介

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香りバニラにトロピカルフルーツ、ごくわずかにココア。複雑かつ調和のとれた香り

味わい:ほのかなシナモンの香りがソフトなボディーをまとめている。アランの典型的なシトラス香が、前面に出すぎないオークと良い感じにまじりあっている。

余韻:ソフトでオイリー

2006年に初めてリリースされたアラン10年は、この蒸留所のレギュラーボトル的な1本です。初リリースからそれなりの年数が経った現在のアラン10年は、次世代の原酒をボトリングしたもの。当時の原酒はより熟成年数が長いウイスキーとしてボトリングされるのを樽の中で待っています。

ボトルデザインが新しくなりました!

我々の感想

は薄い黄金色で着色がないため自然な色合い。

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香りはおとなしめで、さわやかな酸味を感じるようなフルーティさがある。ややバニラクッキーのような香り、さらにシトラスや木の香りを感じる。さらに生クリームでデコレーショしたショートケーキのような香り⁈

口に含むとややオークと思われる味わいが顔を出す。アルコール度数が46%と高めのため、ストーレートはややキツイ感じがする。

トワイスアップすると軽くモルト感が出るが、ほんのわずか。陰性ではなく陽性な味わい。わずかにナッツ系の味が最後に出る。

余韻はおとなしめで口の中がさっぱりする感じで、シナモンの香りが残る。

まとめ

今回初めてアラン蒸留所のウイスキーを購入しました。噂は知っていたので気にはなっていたのですが、ずるずると飲まないままここまで来てしまいましたが、意を決して(?)試してみました。

ズバリ感想は、早くから手を出しておけばよかった!

我が家では早くも買い足し希望、他のバリエーション購入の候補になっている蒸留所です。すでに書きましたがアルコール度数が46%とやや高めのため、ストレートだけでなく、是非、加水してその変化を楽しみながら飲んでほしいウイスキーです!

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