ひたすら楽しく食べて飲みましょう!

ヨーロッパ・ドイツでの日常生活からぽつりぽつり書きたいことを書いていきます。

再びラフロイグ!(Laphroaig Triple Wood)

今回ご紹介するウイスキーは、再びスコットランドアイラ島を代表するラフロイグ蒸留所 Triple Wood と名付けられた一本です。

f:id:Oni-Taiji:20200626042734j:plain

3つの異なる樽に移し替えながら熟成と香りづけが行われたラフロイグはどんな感じに出来上がっているのか飲む前から楽しみです。

果たして、ラフロイグならではのピートの効いたスモーキーな味わいは残っているのでしょうか? 

今回もどんな世界を見せてくれるか楽しみです!

オリジナルサイトでの紹介

f:id:Oni-Taiji:20200520044544p:plain

「トリプルウッド」は、当社の銘柄「クォーターカスクの延長線上にあるもので、3段階の熟成により、ラフロイグの特徴であるピートスモークの香りに、フルーツやスパイスの柔らかいノートがブレンドされた比類ないウイスキーを造り出しています。

最初にバーボン樽で熟成し、次にクォーターカスクでの熟成、そして最後にオロロソシェリーに使用していたヨーロピアンオーク樽で3度目の熟成を行います。

この最終段階では、ゆっくりとした熟成が行われ、ソフトで複雑で丸みのある味わいになります。トリプルウッドは、シェリーのようなほのかな甘みから始まり、スパイスとナッツのような香り、そして圧倒的なピートの風味が口の中に広がります。

ドイツのネット専門ショップでの紹介

f:id:Oni-Taiji:20200520044126p:plain

香り:強いピートスモークと薬っぽい香りがバーボンバニラとヨーロピアンオークのタンニンと非常によく調和している

味わいラフロイグにしては珍しい、驚くほどのシェリーのような甘さとフルーティーさ。しかし、特徴的なスモークとバニラもしっかりと感じられる

余韻:スモーキーで長い。シェリーの甘さが再びよみがえってくる

樽の種類:元バーボン樽、クォーターカスクシェリーに使われていたヨーロピアンオーク樽


スペシャルボトリングであるラフロイグ トリプルウッドは、3つの異なる樽で熟成されています。元バーボン樽、ヨーロピアンオーク樽(元シェリー樽)そしてクォーターカスク。それにより、ピートスモーク、オーク材、マイルドな甘みが絶妙にブレンドされウイスキーに仕上がっています。

我々の感想

しばらくウイスキーから離れていた我々は、ラフロイグもこのようないろいろなバリエーションのウイスキーを出していることを全く知りませんでした。

果たしてラフロイグらしい、男性的なたくましいピートが効いた香りのザ・アイラモルトウイスキーが楽しめるか不安もありました。

f:id:Oni-Taiji:20200626043555j:plain

色:通常のシリーズに比べるとシェリー樽で仕上げをしているためか、非常に濃い琥珀色(ただし着色があるのでそのせいかも)

香り:ラフロイグらしいピートの香り、バニラ、シェリー樽を利用したことがはっきりとわかるほどの濃いフルーツの香りがまじりあった感じ。いわゆる定番のシリーズとは異なる趣

味わい:口当たりはまろやかであるがたくましくピーティーな香りが口の中に広がりラフロイグであることをはっきりと主張している。加水していくとラフロイグ独特の薬品臭が前面に出てくる。味わいは柔らかさが増すが、スモーキーな味わいは引き続きはっきりと口の中で主張する。

余韻:飲みこんだ後は長くスモーキーさが支配する感じ。

まとめ

さて、実は前回紹介した10年も今回のTriple Woodも含めてラフロイグ自体を最後に口にしたのはいつのことだか?いつの間にかBeamの支配下にあり、そしてサントリーのBeam買収でサントリーグループに!

サントリーってすごいですよね!Bowmoreを立ち直らせ、いつの間にかラフロイグまで手に入れて。私たちの中ではアイラ島ラフロイグとボーモアだったのでびっくりです。

今回のウイスキーに話を戻しますが、しっかりアイラ島ラフロイグを主張していて飲めば飲むほど楽しく飲めました(最初は正統派でないことで?でしたが)。

さて、次は何を紹介しようかな?

kibidango.hatenablog.jp