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ヨーロッパ・ドイツでの日常生活からぽつりぽつり書きたいことを書いていきます。

マスク配布のお知らせが来た!・ドイツ

さて、先日ブログ記事としてあげましたが、私たちが住んでいる市では、先週の土曜日から住民に対する布製マスクの配布が始まりました。

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受け取りには市役所から届く手紙が必要ということで、手紙の到着を毎日わくわくしながら待っていたのですが、遂に昨日、我が家にも手紙が届きました。世帯に1通ではなく、対象者1人につき1通でした

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今週の土曜日4月25日、午前9時から午後5時までの間、近所の市民体育館で受け取れるとの事です。

そしてなんと、手紙と合わせて、布製マスクを受け取るまでの間に合わせにするようにとサージカルマスクが1枚同封されていました。

ドイツでは今週の頭からスタートしたザクセン州をトップバッターに、既に多くの州がマスク着用の義務化を決定しています。

州によって多少の違いはあるものの、主に買い物時(店舗内)と公共交通機関利用時のマスク着用が義務化されます。

我々が住んでいる州でも来週の月曜日から義務化がスタートするのですが、私たちが住んでいる市は州にさきがけて独自のルールを24日から導入することを発表しています。

市内のメインストリート(その大部分が歩行者専用道路となっています)の決められた区間では屋外でもマスク着用を義務づけるというものです。

我々が住んでいる市で導入された上記のルールは、市民基本権の侵害に当たるとの住民による批判とマスク不足により撤回されました。

間に合わせのサージカルマスクはこの独自ルールをフォローするためのものなんでしょうか。いずれにしても、使い捨てマスク1枚とはいえ、なかなか細かい配慮だなあと思った次第です。

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 もともとマスクをする習慣がない国で、マスクをしている=重篤な病気を持っている人 あるいは疚しいことがあって顔を晒したくない人(怪しい人物、犯罪者)という認識が一般的でした。

なので、マスク推奨論が台頭し始めた頃はマスクの着用を躊躇する人も多かったように思いますが、最近はマスクをした人たちがだいぶ増えてきました。

そして、マスク着用“義務”というだけあって、違反者には罰金が科されます。(州のルール)ということで、これからはますますマスク姿の人が増えることでしょう。

ただ、マスクを着用することで安心してしまい、最優先とされるソーシャルディスタンスなどの感染拡大防止対策が疎かになることや、制限措置の緩和ともあいまって急激に外出者が増えてしまう可能性を危惧する声もあります。

やや落ち着いてきたとはいえ、まだまだ予断を許さない状態であることを皆が自覚して責任ある行動をすることが、引き続き求められています。

季節が季節だけに、外出制限が出てからというもの、憎らしいほどいい天気の日が続いており、外出への欲求が高まっているだけに注意が必要ですね。心して生活せねば!

kibidango.hatenablog.jp

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