ひたすら楽しく食べて飲みましょう!

ヨーロッパ・ドイツでの日常生活からぽつりぽつり書きたいことを書いていきます。

ドイツはイチゴの季節!

今年も5月になりイチゴ狩りの季節になりました🍓

ドイツでは4月に白アスパラガスが出始め、5月になると季節の食べ物としてイチゴが加わります。

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イチゴ狩りに行く

別に遠くまで出かけるわけではなく、近所の畑にいちご狩りに行きます。かれこれ20年ぐらい通っています。ちなみにハウス栽培のいちご狩りは見たことがありません。

毎年、同じ敷地内ですが畑を変えてイチゴを栽培しているため、その年によって入り口も変わります。

さて今年も畑の一角に車を止めて入り口に向かいます(歩いて行けるけど、持って帰るのが大変なので車で行く)。

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まずは入り口の小屋で、自前のかごを計量してもらいます(後でかごの分は総重量から引いてもらうため)。今回のかご2つの重さは、0.39キロと言ことです。

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こちらでは特に入場料とかはありません。

ちなみにこのご時世、少しはマスクをしている人がいるかと思いましたが、あえなく撃沈!我々以外はだれもマスクなんかしていません!野外なので規制の対象外ですが・・・。

こんなとこもマスク習慣の違いですね。計量ため小屋の前で並ぶときはさすがに1.5mの距離を置いてますが(一応注意書きあり!ちなみに畑内の畝の間隔は1mとの事)。

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さて、かごの計量も済んだので畑に入ります。

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さて、ここからはかなり自由です。ざっと書き出すと、

  • 畑内であれば自由に場所を選べるし、制限時間などもない(もっとも入り口の小屋が開いている時間帯であれば)。
  • 適当に試食しても構わない(みんなしまくっています)。小さい子供などは口の回りがイチゴ汁で血だらけのようになる。摘みたての生温かなイチゴが甘くておいしい!
  • たまにハチがいるので注意!
  • イチゴの苗の中に棘のある草が混じっているので注意(刺さると血が出る)。
  • 花粉症の人はかなりの覚悟が必要。

早い話、かなり自由ですが、手入れもそれなりです。ある程度、その日の出来のいいエリアを教えてくれますが、 あとは摘みたいだけ自由に摘みまくるのみ。

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ここ数日、天気がイマイチだったので、それほどの出来は期待していなかったのと、ドイツは木曜日が祝日だったので、多くの人が金曜日も休んで4連休にしていたこともあり、4連休最後の日曜日では略奪の嵐が過ぎ去った後のような状態!

それでも、イチゴはたくましく、毎日成長してくれます

痛い腰を時々伸ばしながら、這いつくばってイチゴを探して行くうちにかごの中はどんどん増えていきます。

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天気が今一つだったこともあり、思いのほか人出も少なく、ちょっと寂しい感じです。

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いちご狩りは毎年、天候に大きく左右されており、収穫が4週間以上続く年もあれば、悪天候が続き2週間ちょっとで季節が終わってしまうこともあります。
それだけに取れるときには取る!食べられるだけ食べる!ようにこちらも徹しています。

30分も続けて這いつくばっていると腰がもう限界!そろそろ終わりにします。

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出来が今一つと言いながらもそれなりの収穫でした!

ただ毎年大物狙いで行くのですが、今日はあまりサイズの大きいものには出会えずそれが残念。

イチゴ狩りでの相場

それでは、入口の小屋に戻って計量してもらいます。

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気になるお値段の方ですが、下記のようになっています。

  • 10㎏までキロ当たり3.9ユーロ(460円ぐらい)
  • 20㎏までキロ当たり3.45ユーロ(400円ぐらい)
  • 20kg超、キロ当たり2.90ユーロ(340円ぐらい)

さて、我が家の収穫量ですが、グロスで6.07㎏で先に計量してもらったかごの分を差し引くと、5.68㎏となります。キロ当たり3.9ユーロなので、22.15ユーロとなりました。

端数は切り捨てで実際に払ったのは22ユーロ(2600円ぐらい)となります。

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イチゴ地獄に落ちる

毎回のことですが、夫婦2人でこれだけの量を短期間に食べるのはなかなか大変です。ジャムという手もありますが、まずは生で食べたい!

早速一人20コづつ食べることにします。天候不十分のせいか甘味の足りないイチゴもありますが、今年もなかなかの出来!20コなんてあっという間です。

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まあ、40コ食べたところで大して減りません。とりあえず3日ぐらいを目標に食べつくします。

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ここからは水の代わりにイチゴ、食事の代わりにイチゴ、間食は当然イチゴとなります。

これだけの量だとどうしても下の方のイチゴがつぶれてくるため、経験上3日が限度です(また、触れば触るだけ痛むので箱の移し替えもしたくない)。

今日は取ってきたばかりなので一時間おきに10コづつぐらい食べてますが、これもじきに飽きてきます。

とは言え、今年はどうも5月末ぐらいでイチゴ畑も終わりの様子。6月いっぱい行けそうだそうです。もちろん3日後にはまたいちご狩りに行って取れるだけ取ってきます。

こうして毎年2-3週間ぐらいイチゴを食べ続けると、大体イチゴを見たく無くなります。それで無事、イチゴの季節が終わり、一年分のイチゴを補充できたことにしています。

今年は、早くも残り一週間、十分食べきれるように頑張るのみです!

まだ十分に食べられそうです!