さて、今回は、普段利用しているフランクフルトのカフェ『Hoppenworth & Ploch』で購入した豆『FINCA LA ESPERANZA - GUATEMALA』のフィルターコーヒー用をレビューしていきます。
ドイツでも最近は小規模カフェによる独自の焙煎豆が買えるようになってきましたが、それはベルリンやハンブルグなどの大都市でフランクフルトのような中規模の町だとまだまだ見つけるのが大変です。
ネット販売等では、焙煎日などがはっきりした商品を買うことはほぼできません(この辺は日本と大きく異なりますね)。
コロナ禍の中、買いに出かけると、(やっぱり)店の前は順番待ちの人アリ。道路には線が引かれ、周りの人と距離保ちつつ自分たちの番を待ちます(我々以外は焙煎豆の購入ではなくテイクアウトのコーヒーを買う人でした)。コロナ禍以前でも、焙煎豆を購入している人を見かけることは稀でした。
コーヒー豆について
今回購入した『FINCA LA ESPERANZA - GUATEMALA』ですが、比較的一般的なコーヒー豆に比べると小ぶりな印象でした。
お店の商品紹介では下記のように書かれています。
“このグアテマラ産ウオッシュドコーヒーはおどろくほどクリーンな味わいで、フローラルさフルーティさと酸味の調和がとれたフレーバー。”
計量からドリップまで
基本的に豆は冷凍庫で保存しているため、飲む際にはやや早めに冷凍庫から豆を出しておきます。
その後、計量します。私たちが朝に飲む量は大体2杯ずつなので、36g(9gx4杯)を利用しました。
計量後、手挽きミルで豆を挽いていきます。最近はHARIO(ハリオ)のMSS-1TBを利用することが多いです。コンパクトさと挽き具合の調節が簡単にできるのが便利。
コーヒードリップにフィルターをセットして豆を移します。2人で飲む場合は、HARIO(ハリオ)V60の1-4人用の利用しています(今回は120㎖の4杯取り)。
そして、お湯を注ぎ蒸らしに入ります。できるだけ粉全体が水分を吸えるようお湯を与え、約30秒強蒸らしています。
あまりドームが立ち上がりませんね(焙煎は2020年4月3日なのでこの時点で古いことはないとおもいます。豆に挽き方かもしれません)。
続けて中央から外に向けて回しながらお湯を流していきます。
いろいろとやり方はあるのでしょうが、あまり周りのフィルターに直接水を振りかけない程度にお湯をまわしていきます。また、ドリッパーの高さぎりぎりまでも入れないようにしています。
適量までコーヒーを抽出出来たら終了です。ドリッパーの中のコーヒーが完全に落ちきる前にフィルターを外しています。
コーヒーを飲む(感想)
早速、温めてあるカップにコーヒーを注ぎます。
HARIOのV60で入れるコーヒーの味わいは、どの豆を使用した場合でもある程度共通してすっきりとした味わいが楽しめることだと思います。
今回のグアテマラは、酸味はやわらかく、酸味が前面に出てくる感じはなく、苦みも少ないです。さわやかな香りが心地よい、朝の一杯目として飲みやすいコーヒーです。
後味も口に残ることなくすっきりわずかに酸味を感じる程度。
今回のレビューで使用した器具一覧
ご参考までに今回利用した器具をまとめておきます。その時の気分でコーヒーミルやドリッパーが変わりますが、ケトルやコーヒーサーバーは基本いつも一緒です。
ケトル
コーヒーミル
コーヒードリッパー
ドリップフィルター
コーヒーサーバー